マツエクとは?仕組み・種類・値段の目安をまとめて解説
2026年8月4日 ・ 更新: 2026年8月4日

マツエクは正式名称を「まつげエクステンション」といい、人工の毛を自まつげ1本ずつに専用の接着剤で付ける施術です。自分の毛が抜けると一緒に外れるため、3週間から4週間ごとの付け替えが目安。長さ、カール、太さ、本数の4つでデザインが決まります。値段の相場や、マツパとの違い、始める前に知っておきたい注意点までまとめました。
マツエクとは、人工の毛を自まつげ1本ずつに接着して、長さと毛量を出す施術です。正式名称はまつげエクステンションで、その略称が定着したものがマツエクにあたります。
マスカラやつけまつげと違うのは、自分の毛に直接付けるため、毎日の付け外しがいらない点です。そのかわり、自まつげが抜ければ一緒に外れます。ここが仕組みの中心で、持ちの期間も付け替えの頻度も、この一点から決まります。
マツエクの仕組み
エクステは、まぶたのきわから少し離した位置で、自まつげに接着されます。
使うのは専用の接着剤で、グルーと呼ばれます。根元をわずかに空けるのは、皮膚に触れると刺激になるためと、まつげが伸びる余地を残すためです。
まつげには毛周期があり、1本ずつ違う時期にいます。伸びている毛、そろそろ抜ける毛、生えたばかりの毛が混ざっている状態です。エクステを付けた毛が寿命を迎えれば、エクステごと抜け落ちます。施術直後がもっとも本数が多く、そこから少しずつ減っていくのは、失敗ではなく自然な経過です。
施術時間は本数やデザインによりますが、1時間から2時間程度が一般的です。仰向けで目を閉じたまま進むため、途中で会話をすることはあまりありません。
デザインを決める4つの軸
同じマツエクでも、印象は選び方で大きく変わります。
【長さ】およそ8mmから13mm程度の範囲から選びます。自まつげより2mmほど長いところまでが、無理のない目安とされます。
【カール】ゆるやかなものから強く上向きのものまで段階があります。まぶたの被さり方によって、強く上げたほうがよいとは限りません。
【太さ】0.1mm前後が標準的です。太いほど毛量は出ますが、そのぶん重くなります。
【本数と束】自まつげ1本に1本を付けるか、複数の極細毛を束にして付けるかで分かれます。メニューにある3Dや6Dといった表記は、この束の本数を指しています。
装着する本数は、片目40本から120本程度まで幅があります。自まつげの本数自体が片目100本前後なので、自分の毛の量を超えて付けることはできません。
デザインは希望を伝えるだけでなく、自分の毛が支えられる範囲かを見てもらうことが大事です。太く長いものを選ぶほど、根元にかかる負担は増えます。
値段の目安
サロン、地域、本数によって幅がありますが、目安を挙げます。
| メニュー | 目安 |
|---|---|
| 片目60本前後の一般的なメニュー | 5,000円から8,000円程度 |
| 束にするボリュームデザイン | 上記より高めの設定が多い |
| LEDで硬化させるタイプ | 数千円ほど上乗せされることが多い |
| オフのみ | 1,000円から3,000円程度 |
新規の割引や付け替え料金の設定はサロンごとに違います。1回の金額だけでなく、3週間から4週間ごとに通う前提で考えると、実際の負担が見えます。
どのくらい持つのか
持ちの目安は3週間から4週間です。ただし、この数字は「全部が付いている期間」ではありません。
毛周期に沿って毎日少しずつ外れていくため、2週間ほどで見た目に隙間が出てきます。付け替えのタイミングは、残り本数が半分程度になったころが一つの判断基準になります。
持ちを縮めやすいのは、うつ伏せで寝る習慣、目をこすること、油分の多いクレンジングです。接着面に油が触れると劣化が早まります。
マツエクとマツパの違い
よく比較されるのがマツパです。正式名称はまつげパーマといい、目的も仕組みも違います。
マツエクは人工毛を足すので、長さと毛量が増えます。マツパは薬剤で自まつげを曲げる施術なので、量は増えず、自分の毛が立ち上がって見えるという違いです。
| マツエク | マツパ | |
|---|---|---|
| 増えるもの | 長さと毛量 | 立ち上がりの角度 |
| 持ち | 3週間から4週間 | 1か月から2か月程度 |
| 使うもの | 接着剤 | パーマ剤 |
| 向いている人 | 毛量を出したい | 自然に見せたい |
両方を同じ毛に同時に行うことは基本的にできません。曲げた毛にエクステを付けると接着面が合わず、持ちが悪くなるためです。切り替えるときは、前の施術から間隔を空けて相談してください。
LEDで固めるタイプもあります
近ごろ増えているのが、光で硬化させるグルーを使う方法です。従来のグルーが空気中の水分で固まるのに対し、こちらは専用のライトを当てた瞬間に固まります。
施術直後から入浴や洗顔ができる商品が多く、持ちもよいとされます。仕組みと注意点は下記の記事で解説しています。

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初めてのガイド
英語ではどう言うのか
正式名称や海外での呼び方を調べる人も多いので、まとめておきます。
| 日本語 | 英語表記 |
|---|---|
| マツエク | eyelash extensions |
| マツパ | lash lift、eyelash perm |
| アイリスト | lash artist、lash technician |
| まつ毛サロン | lash salon |
アイリストは和製の呼び方なので、英語にそのままのスペルはありません。意味が通るのは lash artist のほうです。まつ毛サロンの言い換え、別の呼び方としては、アイラッシュサロンやまつげ専門店といった表現も使われます。
始める前に知っておきたいこと
きれいに仕上がる施術ですが、注意点もあります。隠さずお伝えします。
【接着剤によるアレルギー】何年も問題なく続けていた人に、ある日突然出ることがあります。仕組みと対処は下記の記事にまとめました。

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【自まつげへの負担】太く長いデザインを続けると、根元が引っ張られ続けます。抜けやすさとの関係は下記で扱っています。

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【仕上がりへの違和感】長さやカールの選択、装着の精度、毛周期のばらつきなど、原因は一つではありません。

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施術後にまぶたの腫れ、強いかゆみ、充血が出た場合は、こすらず自分でオフしようとせず、施術を受けたサロンに連絡のうえ眼科・皮膚科を受診してください。
初めてのサロン選びで見るところ
技術の良し悪しは、受ける前には判断しにくいものです。それでも、確認できることはあります。
- 施術前に自まつげの状態を見て、できることとできないことを説明してくれるか
- 希望をそのまま通すのではなく、毛の強さを踏まえた提案があるか
- アレルギーや過去のトラブルについて聞き取りがあるか
- 付け替えとオフの料金、お直しの条件が事前に分かるか
マツエクは美容師免許を持つ施術者が、美容所として届け出た場所で行う施術です。この点も、サロンを選ぶときの前提になります。
まとめ
マツエクは、自まつげ1本ずつに人工毛を接着して長さと毛量を出す施術です。自分の毛に付いている以上、毛周期とともに外れていくのが前提で、3週間から4週間ごとの付け替えが目安になります。
デザインの自由度は高いものの、支えるのは自分の毛です。長く続けるほど、希望と毛の状態のつり合いが効いてきます。最初のカウンセリングで、そこを一緒に見てくれるサロンを選んでください。
この記事を監修した人
eyebook ジャーナル編集部(公式)
eyebook 公式ジャーナルの編集チーム。まつげ施術の実務、サロン選び、エリア情報、キャリアに関する記事を担当。